「欲しいけど、高すぎない?」
そんな不安から「飛騨家具 高い」と検索したあなたへ。
創業70年以上、飛騨の老舗 家具木の國屋 が、価格の裏側と“損をしない買い方”を余すところなく解説します。
納得して選べば、飛騨家具は一生モノどころか次世代へも受け継げる資産。是非、ご納得の上、長くお使いください。
飛騨家具の価格帯早見表【当店実売参考】
飛騨家具とは飛騨地域で作られている家具全般を指すことばです。 飛騨の家具という団体もあり、具体的には飛騨産業、柏木工、イバタインテリア、シラカワ、日進木工などのメーカーを指します。
アイテム | 価格帯(税抜) | 備考 |
---|---|---|
ダイニングチェア | 6〜15万円/脚 | 樹種・張地で変動 |
ダイニングテーブル | 20〜50万円 | 天板サイズ・脚形状で差 |
2.5人掛けソファ | 20〜40万円 | 張地ランク・クッション仕様 |
サイドボード | 20〜40万円 | 無垢率と組手加工の有無 |
リビングテーブル | 10〜15万円 | 天板厚みと脚構造 |
比較目安
北欧量販家具:チェア 3〜5万円、テーブル 10〜15万円
国内大手メーカー:チェア 4〜8万円、テーブル 15〜30万円
結論:確かに相場は高め。しかし次章以降で示す「材料」「手仕事」「保証」を考慮すると年あたりコストではむしろ割安になるケースが多いのです。
価格を押し上げる4つの理由
高いのにはそれ相応の理由があります。
① 職人技が詰まった曲木や組み方、高品質。
機械で大量生産できない複雑な曲線や強度を担保する組み方、手間と時間を惜しまない構造が標準仕様となっています。機械を使い効率化している部分もありますが、それでも人の手、職人の技が光る部分も多数。同じ国産家具として、他産地と比較してもキラリと光る品質の高さがあります。

② 無垢材グレードと乾燥工程
最高級グレードの無垢材をしっかりと乾燥させて使っています。近年、この原材料が高騰しているため、値上げが何度か発生しております。希少な天然木ゆえの高さなのです。

③ デザインライセンスと研究開発費
椅子1つとってもデザインは様々。最近では世界的デザイナーと共同開発したモデルも多数。意匠登録料やデザイン料も価格には含まれています。
④10年保証とアフター体制
修理専門工場・パーツ在庫を10年以上維持。廃盤になった商品のクッション交換なども有償にて対応可能です。安心できるサービスだからこその価格になっています。
プロが教える賢い買い方
金額的には確かに高いですが、長く使えると考えれば、意外とお得です。例えば、椅子なら20年は使えます。9万円の椅子も1年あたりで考えると5,000円未満。長く使う前提で、是非ご検討ください。
そのうえで、少しでも賢く買える方法をご紹介します。
価格改定前の“駆け込み”購入
メーカー値上げは1-2年に1回ほど。同じ商品も値上げ後に買うだけで高くなりますので、早めの相談をおすすめします。当店は半年程度の長期の保管も無償で承って理ます。
季節・決算前などのセール
家具店独自のセールを実施している場合も。当店もセールや特別見積もりを実施してますので、お気軽にご相談ください。
展示現品・アウトレットを狙う
小傷や張地廃番で30〜40%オフ。保証は付きませんのでお気を付けください。当店のアウトレット情報はこちら。
ふるさと納税で購入
多くのメーカーが高山市の返礼品に。控除枠に合わせてになりますが、実質負担2,000円で購入できる場合も。
当店が得意とする飛騨産業も2022年の12月21日より2回目の値上げになります。今回は値上げ幅も5-10%と大きいため、ゼッタイにその前のご注文がお得です。(お届けは2023年でも可能です)
まとめ
飛騨家具は金額的には高い部類に入る家具です。ただ価格の背景を理解し、賢い買い方を選べば、単なる高級品ではなく、次世代へ受け継げる一生ものの家具になります。人生の大半を過ごす、家の中で、一番の相棒とも言える家具。長期間使うご自身の暮らしへの投資と考えて、是非選んでみてはいかがでしょうか。