飛騨の家具 春の大SALE開催中~4/20

飛騨産業(HIDA)とカリモクを比較|価格・保証・デザインの違いを解説

家具キノクニヤ店長

日本を代表する木製の国産家具メーカーの飛騨産業とカリモク。大きな家具店に行くとどちらも置いてある人気メーカーですが、どんな違いがあるのでしょうか。どちらも優劣はつけにくい素晴らしいメーカーですが、家具屋の視点で比べてみたいと思います。

会社の規模や特徴を比較

家具の小売店ですとニトリや大塚家具や東京インテリアが有名ですが、家具を作るメーカーですとカリモク、飛騨産業はトップクラスの売上を誇ります。実はカリモクは木製家具を作るメーカーですと全国で1位。飛騨産業も5位以内に入る業界の大手です。

会社概要や売上

 飛騨産業カリモク
売上54億円264億円
従業員数440名2,800名
本社岐阜県高山市愛知県知多郡
取り扱い商品家具全般家具全般
ショールーム飛騨高山、東京、大阪、名古屋、福岡、仙台関東、関西、東海を中心に全国主要都市に約30店舗展開
ネット購入可能(正規販売店から購入できる)基本的に定価販売の実店舗が中心
※2023年の会社ページ、採用ページを参照

カリモクは資材会社・製造会社・販売会社の3部門11社からなるグループの総売上になっているため比較が難しいですが、カリモクが業界では頭一つ抜けています。どちらも愛知・岐阜と東海圏に位置しており、飛騨産業のある飛騨地域は飛騨の家具として産地も有名です。また愛知県にはカリモクを中心に縫製なども強く今でもソファの国産メーカーも多く、モノづくりが強い地域です。

どちらも椅子、ダイニングテーブル、ソファ、収納家具、ベッド、デスクなど家具全般を作っております。家庭向けの家具からスタートしましたが、カリモクは飲食店やホテル、医療機関、オフィスなど法人向けの家具にもかなり力を入れており、売上を大きく伸ばしています。

飛騨産業の企業理念

企業理念:匠の心と技をもって 飛騨を木工の聖地とする。

大切にする4つの価値観
・人を想う
・時を継ぐ
・技を磨く
・森と歩む

飛騨地域は古くから「飛騨の匠」と言われていたように、木工の技術が連綿と受け継がれていました。飛騨産業ではそんな飛騨という地域や自然や先人の技術への敬意を非常に感じます。またここ数年は持続可能な森林管理を重視し、自然と調和する家具作りを目指しています。

カリモクのグループミッション

木とつくる幸せな暮らし

「木」を知り、「人」にやさしい家具づくり。

「品質に妥協なし」をモットーに、長く使える家具を提供することで、環境負荷の低減を図りつつ、顧客の満足度を高めることを目指しています。飛騨産業と比べると事業規模や範囲が広いこともあり、少し抽象度が高いですが、創業時からの品質への強い想いが伝わってきます。

家具を比較

どちらもリビングやダイニングの家具を得意としていますが、得意とするテイストなどで違いがあります。

得意な家具の種類

各メーカーの歴史から得意な家具やテイストがあります。それぞれ比較してみましょう。

飛騨産業(HIDA)

創業100年を迎えた飛騨産業。椅子作りから始まった飛騨産業はやはり椅子(脚モノ)を中心に商品を展開しています。飛騨という土地柄からイメージするように木製家具が得意で、木を使った椅子やダイニングテーブル、ソファを得意としています。天然木を曲げる曲げ木の技術が高く、木製の椅子の座り心地が定評があります。最近では国産材の取り扱いにも力を入れています。

カリモク

カリモクとは「刈谷木材工業」の略称なのですが、木工家具の製造にルーツがあり、カリモクも木製家具を得意としています。ただ飛騨産業と比べると総合家具メーカーという言葉にふさわしいラインナップを揃えており、木製家具はもちろんですが、布・革張りタイプのソファ、また最近ではメラミン加工のダイニングテーブルなど幅広い品ぞろえです。

カタログを見ると驚くですが、軽く1000を超える種類の商品があります。どれも修理など対応していただけるので、商品の管理がとても大変だろうなと心配になるほどです。

人気商品

どちらのメーカーにも看板商品と言われるような人気商品があります。人気商品からメーカーの特徴が垣間見えるかもしれません。

飛騨産業

飛騨産業は「森のことば」「SEOTO」「静穏」「月光」など商品のコンセプトに合わせてシリーズ展開しています。その中でも特に人気なのが「森のことば」「SEOTO-EX」「CRESCENT」の3つです。シリーズごとにテイストは異なりますが、どれも天然木を活かしたデザインになっています。

自社デザインのものもありますが、多くのシリーズにデザイナーが入っており、品質とデザインを兼ね備えた家具が人気です。

SEOTO-EX
CRESCENT

カリモク

カリモクは木製家具がはじまりではありますが、総合家具メーカーとして幅広いテイストの家具を作っています。また「カリモク60」「karimoku new standard」のように全くテイストが異なる別ブランドもあるのも特徴的です。飛騨産業と比べると布張りのソファや学習机など幅広いカテゴリで強みがあります。

飛騨産業同様に国内外の有名デザイナーを積極的に活用した商品が多いです。

カリモク60

商品の価格帯

どちらも国産家具の中では中価格帯になります。一概に比較が難しいですが、デザイン性が出にくく価格比較しやすいダイニングテーブルで比べてみましょう。

 飛騨産業カリモク
オーク材
4本脚 幅150㎝ 奥行85㎝
侭シリーズ
税込227,700円
DU5320
税込220,000円

どちらもシンプルな天然木(幅はぎ材)を使ったダイニングテーブルです。天板の厚さやカスタマイズの違いはありますが、ほとんど値段は変わりません。

椅子はデザイン性で価格が大きく変わるので比較が難しいですが、どちらも5万円から10万円がボリュームゾーンです。カリモクの方が種類が多く5万円から7万円の価格帯が充実しているかもしれません。

なお、飛騨産業は当店(家具キノクニヤ)でメーカー希望価格よりお得な価格でご案内しています。カリモクは多くの店舗で定価販売が基本のため、価格面での差別化は飛騨産業の方がしやすいです。

飛騨産業 特別SALE

品質や保証について

どちらも国産家具認定制度に準した品質で、塗料や材はF☆☆☆☆基準のものを使っております。国内最高水準の品質ですが、保証の年数には違いがあります。

飛騨産業

10年保証

カリモク

3年保証

どちらも消耗部を除く部分に関しては長期の保証をしております。天然木を使っているため、どうしても極まれにですが初期不良が起きますが、スムーズに交換、修理の対応をして頂けます。年数の違いが一概に品質の差とは言えないと思いますが、飛騨産業をはじめとした、飛騨の家具は産地として、加盟メーカーは10年の保証を掲げています。

まとめ:どちらを選ぶ?

飛騨産業とカリモク、どちらも日本を代表する家具メーカーです。シンプルに整理するとこうなります。

  • 天然木にこだわりたい・木の家具らしさを重視 → 飛騨産業。曲げ木の技術を活かした椅子の座り心地、木部10年保証、セミオーダー対応が強みです。
  • 品揃えの幅・ショールームの多さを重視 → カリモク。全国約30店舗で実物を確認しやすく、布・革張りのソファも充実しています。

椅子やソファは実際に座ってみないとわからない部分が多い商材です。どちらのメーカーも、まずは実物を見て触れてみることをおすすめします。

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