今年も「飛騨の家具®フェスティバル」が始まりました。私たち家具キノクニヤも早速会場へ。新作の展示はもちろんですが、昨年から展示会全体の産地を超えて「北海道の旭川」、「福岡の大川」、「飛騨」と産地を通して日本の家具を考えるようなテーマになっています。飛騨という一地域で、これだけの規模の展示会が毎年続いていること自体、改めてすごいことだと感じます。

歴史ある展示会ですが、今年のテーマは「永続性」。人と共に時を重ねる家具、というコンセプトが掲げられていて、産地全体の意識がそこに向いていることが伝わってきました。会場中心に目立つ大きな笹玉は私の友人でもある設計士の澤さんがデザインしたもの。地域の邪魔者になっている笹をうまくデザインに昇華することで、地域と自然の持続可能か関わり方を考えさせられます。
飛騨産業のショールームへ
今回も私たちの主要取引先でもある飛騨産業のショールームへ。今年の新作をじっくり見てきました。現地でしか感じられないものがあって、やはり足を運ぶ価値があります。家電とは異なり毎年、毎年アッと驚くような新作があるわけではありませんが、新しい視点や、ちょっとした工夫を凝らした新作や、新しい切り口を提案してくださいます。


新作の生地《 デルクス・セラーム 》
今回の訪問で印象的だったのは新作の生地。同じデザインの椅子、ソファでも生地が違えば大きく印象が変わります。早速ですが新たに追加された二種類の生地についてご紹介します。
デルクス(Eランク)

〈デルクス〉は上品なベロア生地で、霜降り調の落ち着いた色合いとなめらかな手触りが魅力。イージーケア機能により水を使って汚れを拭き取りやすく、初期撥水加工も備えています。毛足が短く高密度なためペットの爪が引っかかりにくく、ダイニングチェアやソファにもおすすめの実用性の高い張地です。




セラーム(Cランク) ※7月31日受注開始

〈セラーム〉はウールのような柔らかな手触りが魅力のファブリック。ミックス糸ならではの深みのある表情で、グリーン系からグレージュ、ブラックまでインテリアに馴染みやすい4色展開です。原着ポリエステル糸を使用しており、環境にも配慮されたサステナブルな張地です。




新シリーズ《 SEIRYU 》
また、今回の飛騨の家具フェスティバルでは、飛騨産業の新シリーズ「SEIRYU」も発表されました。

「SEIRYU」は“清流の国ぎふ”の清流から名前を取ったとされるシリーズで、ダイニングテーブルとチェアを展開。レッドオーク材を使用しており、比較的お求めやすい価格帯になっているのも嬉しいポイントです。

チェアは、飛騨産業にはあまりなかったハンギングできるタイプ。背もたれは1枚の板からできているため継ぎ目がなく、すっきりと美しい仕上がりです。飛騨産業ならではの曲木の技術が活かされており、シンプルながらも丁寧なものづくりが感じられます。

テーブルは幅135・150・165・180cmの4サイズ展開。幅165cmで21万円ほどと、選びやすい価格帯です。

今後はリビングアイテムの展開もあるかもしれないとのことで、これからの広がりも楽しみなシリーズです。
最後に
今回の飛騨の家具フェスティバルでは、新シリーズや新しい張地など、これからの暮らしに取り入れたくなる家具をたくさん見ることができました。飛騨の家具をご検討中の方は、ぜひ新作にも注目しながら、お部屋に合う一品を選んでみてください。
