穂高が2018年で50周年を迎えました
穂高は2018年に発売50周年を迎えました。1つの商品で50年も愛される商品なんてなかなかないですよね。 しかも、今なお人気で累計の販売台数は、なんと「62万6千脚」を超す超ロングセラー商品なんです。 50年前はまだソファ・椅子でくつろぐという文化が定着してなかった時代です。そんな時代に「日本人の暮らし」をテーマにした穂高は、その美しさと丈夫さと組み替えたり、増やしながら使うという使いやすさから、愛され続けてきました。
鹿児島睦さんって?
そして今回50週を記念して新しいファブリックをデザインしたのが「鹿児島 睦さん」。鹿児島睦 MAKOTO KAGOSHIMA 福岡生まれ。美術大学卒業後、インテリア会社に勤務しディスプレイやマネージメントを担当。2002年より、福岡市内にある自身のアトリエにて陶器やファブリック、版画などを中心に制作。日本国内のみならず、L.A.、台北、ロンドンなどで個展を開催、近年では世界中にファンが広がっています。飛騨産業 穂高50th特設サイトより 私も調べるまで知りませんでしたが、家具のデザイナーではなく、陶器やファブリックのデザインをされている方のようです。 インスタグラムで調べてみると、とても可愛らしい柄の食器や布の投稿がたくさん見つかりました。
新ファブリック「ナベタイラ」の魅力とは?
それではナベタイラの魅力を見てみましょう!
この布<ナベダイラ>の開発にあたり、「おばあちゃんの家に遊びに行ったような、暖かくて、懐かしい感じや、流行を追うのではなく、ウィリアムモリスのような永く愛される、手仕事感のある良いもの」を目指しました。とてもその想いが伝わってくる生地になっています。 飛騨産業さんのインスタグラムにダイニングチェアも載ってましたが、丈夫な生地なので椅子の張地にもおすすめです。
ゴブラン織りって?
ナベタイラはゴブラン織りという手法で作っています。 タテ糸6色とヨコ糸3色で緻密に織りあげる生地は強い耐久性、複雑な色合い、そして立体感がでます。 穂高はゴブラン織りと平織の生地があるので、比較してみました。- ナベタイラをアップで
- 定番の「コットンG」は平織
ナベタイラに合う、穂高の塗装色は?
穂高と言えばアンティーク塗装のK色ですが、ナベタイラには少し白っぽいWO色も良く似合います。- 2018年秋のナベタイラG
- ナチュラルなWO色
気になるお値段は!?
気になるお値段ですが、穂高はCランクの張地なのでコットンGなどの定番生地と比較すると少し高くなります。 例えば、1人掛けのアームチェア(No.6A)だと
- A-Sランク:125,400円
- Aランク:132,000円
- Bランク:137,500円
- Cランク:143,000円
- Eランク:155,100円 ※全て税込。2025年1月現在の価格です。価格は変更となる場合がございます。